人事・採用担当者向けWeb面接研修のやり方と注意点について

Web面接と対面の違い

Web面接の重要性は日に日に増しており、スムーズな採用活動に欠かせないツールとなりました。

Web面接は対面の面接とは違い、より綿密な準備が必要となります。特に「ツールを通しての面接」ですので受け取れる情報量が対面と比べて少なくなってきます。

質問の仕方1つをとっても、知りたいことを引き出すためにどのような聞き方をするかといった対策を対面よりも考えなければなりません。

Web面接の注意事項についてはこちらをご覧ください。

【面接官向け】Web面接の企業側注意点まとめ

Web面接の研修について

インターンシップ

Web面接の具体的な研修内容についてご案内します。

面接のやり方(型)を整えるとスムーズに進めることが出来ますし、臨機応変に対応しやすくなります。

また、人によって評価の基準が違っていたり、評価に偏りが出てしまうと会社として採用したい人材がぼやけてしまいますので統一するようにします。

1.面接を可視化
まずは面接官となる方数名に、採用担当者のロールプレイングを受けてもらい面接力を可視化していきます。

ロールプレイングを行う面接官は今まで担当されている方か代表の方でもよろしいかと思いますが、一番採用面接の経験がある方が実施するようにしてください。

2.面接の型をつくる
面接の流れやトークを構造化して、カスタマイズされた型を作成します。

テキストや動画にてどのような流れで面接を進めるのか、質問内容の順番などを職種ごとにまとめます。

3.面接の型をインプット
作った型を採用担当者へ共有し、インプットしてもらいます。

面接の流れをイメージし、型を理解していきます。

4.ロールプレイングの実施
型がインプットされたら、採用担当者へロールプレイングを実施、理解できている部分やまだ理解できていない部分、採用担当者の強みや弱みをフィードバッグします。

5.実際の面接でチェックする
実際に本番の面接の中でチェックを行います。

担当した面接をランダムにピックアップして評価をしていきます。

Web面接時の注意点3つ

Web面接を行うときの注意点をご案内します。

細かいこともありますが、スムーズに対応ができるように担当者はチェックしておきましょう。

1.声のトーン、表情のチェック
画面を通して聞こえる声や、表情の見え方をチェックしておくと良いです。

実際自分は応募者側にどのように聞こえていて、どのように見えているのかを知ることで、表情で不快に思ったりしないか、聞こえやすいトーンで話しているかを振り返ることができます。

2.目線のチェック
意識しないと難しいですが、画面を見ながら話しても応募者側からは目線がズレてしまっていてやや下を見ている感じに映ってしまいます。

お使いのデバイスのカメラの位置をチェックして、カメラを見るように話すと顔を見ているように見えます。

3.質問内容のカンペを用意しておく
面接の質問内容について事前にメモしたカンペを用意しておいた方が良いでしょう。

カンペがあることで面接中に焦ることがなくなり、落ち着いて質問することが出来ます。

質問の意図を明確にしておき、不自然にならないように必要に応じて内容を変えていくことも必要です。

採用したい人材像をはっきりさせる

Web面接でも対面でも、重要なのはどのような人材を採用したいかを明確にしておくことです。

どのような人材を採用したいかによって質問内容も変わってきますし、受け答えによって判断していくことになります。

参考になるのは今まで面接で合格、不合格になったデータです。どういう方が合格していて、どういう要因で不合格になったかをデータでもっていると採用の判断基準になります。

まとめ

Web面接というと初めて取り入れようとする場合は不安な面もあり「本当に採用できるの?」と不安になるかもしれませんがリモートワークが当たり前になってきている状況からも、Web面接も対面も今となっては大きな違いがなくなってきています。

ただ、その場にいないことに変わりはありませんので多少の配慮が必要になってきますが、Web面接は応募者、企業側の双方にとってメリットが大きいので積極的に取り入れてきましょう。

Web面接ではまず環境をチェック
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