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Web面接選考の不安を解消するためには?
採用活動のスタンダードになりつつあるWeb面接ですが、まだまだ不安をお持ちの方はいらっしゃいます。
本記事では、Web面接で起こりうるトラブルや対策を、企業視点でご紹介します。
Web面接で発生するトラブルの多くは、準備段階で防ぐことができるものばかりです。
安心してオンライン採用を実施できるよう、最後までご覧ください。
事前準備編
Web面接実施で最も重要なのが事前準備です。
基本的なトラブルは事前に対策できるものばかりなので、一つ一つ確認しておきましょう。
①Web面接システムの推奨環境をチェック
まずは使用するWeb面接システムの推奨環境をチェックしましょう。見落としがちなのが、デバイスとブラウザです。OSのバージョンや、推奨ブラウザの使用ができるか確認しておきましょう。
②通信速度を測定する
本番の環境で通信速度を測定しておきましょう。通信速度はfast.comを使用して測定できます。20mbps以上の速度が出ていると、一般的なWeb面接システムでは問題ない数字と言えるでしょう。
③デバイスの動作確認
当日使用するPCと、カメラ・イヤホン・マイクなどの動作確認は必須です。
すぐに用意できるものではないので、必ず確認しておきましょう。
④当日の環境で接続テストを実施
必ず当日と同じ環境で接続テストを実施しましょう。接続テストのないWeb面接システムを使用する場合は、テスト面接をこの段階で実施しておきましょう。
このときに問題が発生しなければ、当日発生するトラブルは応募者側に原因がある可能性が高くなります。
⑤応募者にも事前準備を通知する
応募者に推奨環境や準備すべき項目を伝えておきましょう。
アカウント登録が必要なものや、指定のブラウザがある場合もあります。
通信速度の確認も事前に通知しておくと、当日のトラブル発生は少なくなるでしょう。
⑥緊急連絡先の確認
万が一トラブルが発生したときのために、緊急連絡先を準備しておきましょう。
確実に繋がるよう、会社の連絡先よりも面接官に直接つながる連絡先が好ましいです。
面接開始時にトラブルが発生することもあるので、開始前に必ず連絡しておいてください。
実践編
当日の流れは基本的に対面面接と同様ですが、Web面接ならではの注意点をこちらでご紹介します。
①直前テストを実施
直前のテストは必須です。当日の環境で実施してください。
確認する内容は以下の通りです。
- 通信速度
- カメラ/マイクの動作
- 使用する面接ルームの確認
別日に同じ環境で実施した場合も、改めてテストをしておきましょう。
②時間厳守
対面の面接であれば受付対応によって開始時間の前後にも対応できますが、Web面接の場合は、これができません。
応募者は、開始時間に面接官がいないことで面接ルームの間違いや日程の間違いを心配し、退出してしまうこともあります。
逆に開始時間前に面接官と対面すると、気持ちの準備が間に合わず余計に緊張してしまうことも。
開始時間ちょうどに面接ルームに入るのが最適だと言えます。
③応募者と通信状態/緊急連絡先の確認
面接開始時に音声、映像に問題ないか確認しましょう。
このときに緊急時の対応についても確認してください。
④丁寧なアイスブレイクを
場合によっては対面面接よりも緊張すると言われるWeb面接です。
開始時のアイスブレイクで応募者の緊張感をほぐすよう工夫しましょう。
面接官が一方的に話すのではなく、応募者に話を聞く形がおすすめです。
面接内容と重なりづらいアイスブレイクのネタをご紹介します。
- 話題のニュース
- 住んでいる地域について
- 好きな〇〇について
話が途切れたり困らせたりしないよう、相手に合わせて使い分けてください。
⑤余裕を持って時間を確保しておく
Web面接では突然のデバイス故障など、事前の準備で対応できないトラブルが発生することもあります。
万が一に備えて、余裕を持ったスケジュールにしておくと安心です。
トラブルが発生してしまうと応募者側は選考結果に影響があるのではないかと不安になるので、まずは安心させるような声掛けをするのが良いでしょう。
面接後対応編
面接後の対応については、下記の資料よりご覧いただけます。
録画機能機能の活かし方や、内定辞退を減らす内定示達のポイントなどをご紹介しておりますので、ご活用いただけますと幸いです。
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