目次
Web面接の1連の流れ
Web面接を初めて迎える方にとって、事前準備は非常に重要になります。当日の流れを把握し、余裕を持って準備ができればいつも通りに近い状態で面接を実施できるでしょう。まずはWeb面接の基本的な流れを確認しましょう。
・資料や面接環境の準備
・面接ルームにアクセスして面接開始
・企業から結果通知を待つ
準備段階から終了まで、このように実施されます。本記事ではこれらを1つずつ解説した上で、Web面接のポイントもご紹介しています。記事内容に沿って、準備・対策を進めていきましょう!
Web面接にはどんなツールを使うの?
Web面接はさまざまなツールを使って実施されます。Web会議システムを面接に利用する会社もあれば、Web面接に特化したシステムを利用する会社もあります。
自分が利用するツールはその都度確認するようにしましょう。採用面接では、下記のツールがよく使われます。
・Zoom
Zoomは、ビジネスに最適化されたWeb会議システムです。シンプルな機能性で簡単にWebミーティングを開催できます。個人間でも無料アカウントで利用できるため、近年は身近なツールとなっています。
・Skype
スカイプは無料で電話やチャットができるサービスです。インターネットを通じた無料通話の先駆け的な存在で、現在でも世界中で使われています。こちらも個人アカウントで誰とでも利用できます。
・Web面接特化型システム インタビューメーカー
会議や商談で使うツールとは異なり、インタビューメーカーはWeb面接に特化した、顧客満足度No1のWeb面接システムです。Web面接だけでなく、Web説明会や録画面接・自己PR動画などでの選考にも対応しています。
Web面接の流れ(手順)は?
ここからは、Web面接未経験の方や不慣れな方に向けて、面接準備から当日までの流れを解説します!下記の流れに沿って準備を進めましょう。
1. 企業からWeb面接と言われた
企業からWeb面接の案内を受け取ったら、まずは送られたメールやメッセージを保存しましょう。
メールの内容から下記のポイントをチェックします。
・面接ルームのリンクを保存
・緊急時の連絡先
・当時までに準備するもの(自己PR書など)
上記の4点をは必ず確認するようにしましょう。
当日までに準備するものがある場合は、忘れないように気をつけましょう。
※キャンセル/日程変更は早急に連絡を
基本的に、日程変更は相手の負担になるため注意してください。
どうしても参加できなくなり、やむを得ず変更する場合はできる限り早めに連絡しましょう。
当日キャンセルはもちろんNGですが、連絡なしで休むのはそれ以上の迷惑になるため絶対に避けましょう。
2. 当日までに準備しよう
Web面接を初めて受ける方は、下記チェックリストの項目を準備しましょう。十分な準備ができれば、面接自体は対面時とほとんど変わりません。納得のいく面接にするためにも、しっかり準備して臨みましょう。
・PCやスマホの準備
使用するWeb面接システムによって、推奨デバイスが異なります。スマートフォンで利用できるものもあれば、PCを推奨しているものも。基本的にPCで受けるのが確実ですが、最近はスマートフォンでも実施できるものが多いです。使用するデバイスは、あらかじめ十分に充電しておきましょう。
・通信速度の確認
続いて、通信環境をチェックしましょう。通信状態の悪い場所で受けると、うまくコミュニケーションが取れなかったり途中で面接が中断してしまうことも。必ず通信速度を確認し、問題があれば電波の安定した場所で受けるよう、場所を決めておきましょう。
通信速度の確認方法や推奨環境チェックはこちらの記事をご覧ください。
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・適切な場所を選ぶ
Web面接に適した場所を準備しておきましょう。基本的には自宅で受けると思いますが、別の場所で受ける際には「背景」「雑音」「明るさ」「通信」のポイントを抑えて探しましょう。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
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・周辺機器(イヤホン/マイク/照明)を用意
Web面接では、マイク付きイヤホンを使用するのがおすすめです。PCにマイクやイヤホン、カメラが無い場合は必ず事前に用意しておきましょう。
PC内蔵のマイクやスピーカーでも実施できますが、面接用に使いやすいものを準備しておくと安心です。Web面接は、照明を使って実施するとより明るい印象を持たれやすくなります。
照明を準備する方はこちらの記事を参考にしてみてください。
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・提出資料(履歴書など)は早めに準備
面接で使用する履歴書や自己PR書など、企業から依頼されたものは忘れずに準備しておきましょう。Web面接では、履歴書をPDFで送る場合も増えています。コンビニのコピー機やスマートフォンのアプリで簡単にPDF化することができますが、慣れない方は余裕を持ってデータ化しておきましょう。郵送で送る場合は、直前の平日までに到着するように発送すると確実です。当日までに必ず到着するよう、できるだけ早めに発送しておきましょう。
・必要であればカンペを準備
Web面接ではカンペやメモ用紙を使うことができます。どうしても必要な方は事前に準備しておきましょう。ただし、面接は事前に準備した原稿を読みあげるものではありません。カンペを使う場合は最小限のメモ程度に留め、面接官との対話に集中するようにしましょう。
・服装は対面面接と同じ
服装は対面での面接と同じだと考えてください。スーツを着用するのが確実ですが、私服推奨の記載がある場合は私服でも問題ありません。私服の場合でも、過度に派手な服やサイズの違いすぎるものは避けるようにしましょう。当然、シワやシミにも注意してください。
3. いざ本番
・面接開始
本番は、面接ルームに面接官と応募者が揃ったら開始します。開始時間に入室できるよう、直前画面で待機しておきましょう。開始時間に面接官が入室していない場合は、面接官が入室するまで待ちましょう。5分以上面接官が来ない場合は、緊急連絡先に連絡を入れてください。
・挨拶は1.5倍元気よく
面接官と対面したら、まずは挨拶です。Web面接は通常面接よりも細かい表情が伝わりにくいと言われています。普段の1.5倍明るい挨拶を心がけましょう。
面接中の目線にも注意が必要です。相手に映るのはカメラを通した姿になります。話すときはカメラを見ながら話すと、受け取る側には目を見て話しているように映ります。
・面接内容はいつも通り
面接の内容は通常の面接と変わりません。対面の面接と比べると、細かい話し方や仕草は目立ちにくいため、話す内容はより重要になるでしょう。Web面接は画面越しでの会話になるため、小さな声で話すと聞き取りにくくなります。普段よりもはっきりと元気に話すことを意識してください。
・万が一トラブルの場合は
万が一Web面接中にトラブルが発生した場合は、まず採用担当者に連絡を入れましょう。通信トラブルの場合、少し待機すると再接続されることもあります。
すぐに退室するのではなく、接続した状態で連絡を入れるのが良いでしょう。通信トラブルが理由で不採用になる可能性は極めて低いので、焦らず確実に対応するよう心がけてください。
4. 面接終了後のお礼メールは必要?
お礼のメールは必ず必要なものではありませんし、合否に大きく影響するものでもないでしょう。メールを送らないことが失礼に値するということもありません。
ですが、ビジネスマナーとして、時間を頂いたことのお礼を伝えるのは自然です。お礼メールを送る場合は、面接を受けたその日のうちに送りましょう。メールの連絡NGや、お礼メール不要の記載がある場合は、企業から合否連絡がくるのを待ちましょう。
まとめ
実際に経験してみると、Web面接も対面面接とほとんど変わらないと思います。オンラインでの面接に慣れない人も、全体の流れを確認してしっかり準備をすれば問題ありません。事前準備を怠らず、リラックスした状態で面接を実施できるようにしましょう!