録画面接(自己PR動画)の注意点と印象を良くするコツ4選

録画面接(自己PR動画)とは?

就活で自己PR動画を求める企業が増えている録画面接(自己PR動画)とは、文章のみで選考するエントリーシートや履歴書に面接の要素を加えた新しい選考方法です。決められた日時に実施しなければならないWeb面接と比べ、動画選考では自身の都合の良いタイミングで撮影して応募することができます。企業側としては、書類だけでは分からない魅力的な学生を発見することができるというメリットがあり、録画面接(自己PR動画)による選考を実施する企業が増えています。

録画面接(自己PR動画)の種類

録画面接(自己PR動画)では、その場で撮影が必要なタイプと、別撮りした動画ファイルをアップロードするタイプの2種類があります。一度応募してしまうとやり直しができない場合もあるため、撮影に失敗しないよう、通常の面接と同様にしっかり準備してから臨むことが大切です。インターンシップ選考や本選考の1次で使われることが多いため、本記事で録画面接(自己PR動画)の対策を十分に行い、これからの就職活動に備えましょう。

録画面接(自己PR動画)を撮影する際の注意点

自己PR動画を撮影する際は、服装・場所・時間に気をつけてください。通常の面接で身だしなみを整えるのと同様に、録画面接(自己PR動画)も撮影前に必ず準備するべきポイントがあります。これらのポイントを抑え、動画の内容以外で評価を落としてしまうことのないようにしましょう。これから注意点を一つ一つ確認していきます。撮影前に必ず確認し、万全の状態で臨めるようにしよう!

サンプル動画はこちら↓

1. 服装は通常の面接時と同じ

企業から服装の指定がある場合は良いですが、何も指定がない場合や、記載がないときは困りますよね。基本的に、服装についての指定がない場合は、通常の面接時の服装で撮影するのがよいでしょう。わからない時や不安な場合は、スーツを着用して撮影すれば問題ありません。
私服の指定がある場合や私服推奨となっている場合、私服で撮影して構いませんが、就活にふさわしい格好で臨みましょう。一次面接の代わりとして取り入れている企業も多いため、撮影場所が自宅であったとしても、身だしなみには十分気をつけてください。その他、企業から特別な指定があった場合は、指定された条件に従って撮影しましょう。

スーツで撮影するべき企業

自己PR動画をスーツで撮影する場合普段からスーツを着用する機会の多い企業では、動画撮影時もスーツを着用しておきましょう。銀行や証券、保険などの金融業や、公務員、ホテルなどの企業では、スーツの着用率が高い傾向があります。このような企業に提出する際、服装の指定がない時は、スーツで撮影しておくとよいでしょう。

私服で撮影してよい企業

自己PR動画を私服で撮影する場合「私服で撮影してください」と記載されている場合は、面接の場にふさわしい、オフィスカジュアルといわれるような服装で撮影しましょう。私服勤務の多いベンチャー企業、広告業界やインターネット系企業、ゲーム業界などは私服での選考が多く、動画撮影においても、スーツで撮影する必要はない場合が多いです。不安な人は、服装について提出前に質問しておきましょう。

2. 撮影場所は自宅が最適

録画面接(自己PR動画)の撮影場所は、自分の部屋が一般的です。雑音が入らないよう静かで、表情が見えるよう明るい場所にしましょう。薄暗い部屋やまぶしすぎる部屋で撮影すると、どうしても与える印象が悪くなってしまいます。背景は、できる限り余計なものが映らない場所が望ましいです。相手が他のものに目移りしてしまわないよう、気をつけてください。企業に直接足を運ぶ必要のない録画面接(自己PR動画)ですが、十分に配慮した場所で撮影しましょう。

背景について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしましょう。

InterviewMaker magazine(インタビューメーカーマガジン)

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3. 時間指定がある場合は、文字起こしをすべし!

与えられた条件の中でアピールすることも、就活生に求められるスキルです。時間指定がある場合は、必ず時間内で伝えられるよう工夫しましょう。ただし、早口で内容を詰め込んでも、相手に伝わらなければ意味がありません。時間内であっても、相手が聞き取りやすいように話せているか、確認してみてください。もし時間を超えてしまった場合は、指定時間内で収まるように撮り直しましょう。

1分or 3分で指定された場合の文字数は?

                    「1分=300字、3分=900字を目安に!

時間制限がある場合は、あらかじめ原稿に書き起こしておくとよいでしょう。基本的には1分~3分程度で指定されることが多いです。文字数としては、1分では300字、3分では900字前後が目安になります。短時間での撮影になるため、伝えたい内容をできる限り簡潔にまとめることが重要です。特に最初の15秒は印象に大きく影響してきます。はっきりと簡潔に話すことを心がけましょう。人それぞれ話すペースが異なるため、繰り返し練習をし、自分にあったペースで話せるよう、文字数を調整してみてください。

4. 録画面接(自己PR動画)の編集って必要?

録画面接(自己PR動画)の編集をこだわる必要はありません。動画編集により体裁を整えるよりも、内容を充実させるほうが重要です。明るさや音声に問題がある場合は、撮影環境を変えることで解決できると思います。録画面接(自己PR動画)は自分の時間で何度でも撮り直すことができるため、繰り返し動画を確認し、納得いくものを提出しましょう。得意な方は、音量の調整やサイズ変更等、簡単な編集で、動画を見やすくしておくと良いでしょう。

5. 大前提として企業からの設問内容、指示を事前に良く確認しておく

これまで服装・場所・時間・編集についての注意点を書いてきましたが、企業から撮影や回答の条件を指定されるケースがあります。前提として企業が提示している条件を熟読し、企業の指定に従って動画を作成・提出することを心がけましょう。

 

録画面接(自己PR動画)で印象を良くするコツ4選

ここからは、印象を良くするためのポイントを4つご紹介します。細かいポイントでも、受け取られる印象が大きく変わることがあるため、非常に重要です。慣れない自己PR動画だからこそ、以下の注意点に気をつけて撮影するようにしましょう。

1. 最初の挨拶が肝心

挨拶は、通常の面接と同様、第一印象を大きく左右する、非常に重要なポイントです。はじめに良い印象を持たれると、その後の内容もポジティブに受け入れられやすくなります。(ハロー効果)
直接対面することのない動画だからこそ、最初の挨拶が及ぼす影響はより大きくなるといえるでしょう。声のボリュームと表情のポイントに注意し、好印象を与えられるようにしましょう。

・ボリュームに注意
自己PR動画ではボリュームに注意聞き手に配慮した声のボリュームになっているか、必ず確認してから提出してください。確認の際は、自身のデバイスの音量設定を、Youtubeなどで動画を視聴する時と同じ音量の設定にした上で、撮影した動画を視聴してみてください。いきなり大きな声を発することで、相手にうるさいと感じさせてしまう可能性があります。音が小さすぎても、何を言っているのか聞き取りづらくなってしまうので、撮影後に聞き取りやすいボリュームかどうか確認しましょう。

・表情の確認
自己PR動画では、最初の挨拶の表情が重要繰り返しの撮影や、原稿の読み込み回数が増えることで、表情が固くなってしまう場合があります。挨拶時の表情で第1印象が大きく変わるため、自然な笑顔で話せているか、目線が泳いでいないか、確認してみてください。

2. 照明で表情や顔色を明るく

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短い時間で表現する録画面接(自己PR動画)では、必然的に印象による評価が大きくなります。証明により適度な明るさで顔を照らすことで、健康的で明るい印象を与えることができる一方、薄暗い場所で撮影すると、どうしても暗い印象になってしまいます。カメラの後ろから自分に向けて光を照らし、顔がよく見えるようにするとよいでしょう。画像のような照明器具を使い、自身のパソコンや机に固定すると使いやすいと思います。内容だけでなく、表情でもよりよい印象を与えられるよう、照明に気をつけて撮影してください。

おすすめの照明器具や最適な当て方はこちらの記事をご覧ください。

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3. 小物を使って差別化もあり

面接の場よりも自由度が高く、自己表現がしやすい録画面接(自己PR動画)では、自分を表現できる小物や、企業に向けてアピールしたいものを使うことができます。実際に、スポーツに取り組んできた人がユニフォームを着用して撮影したり、自分が取り組んできたものの賞状やトロフィー、写真を用意するなど、自分をアピールできるアイテムを使う人もいます。背景にあえてお花を置いておくことで、明るいイメージにしようとする人もいるようです。オリジナルのアイテムを使い、他の就活生との差別化を図るのも1つの手法ですね。背景で差別化を狙う方はこちらの記事を参考に!

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4. カンペ(原稿)読み上げ感が出るのはNG!

通常の面接と異なり、カンペ(原稿)を用意して取り組むことができる録画面接(自己PR動画)ですが、目線には十分注意しましょう。原稿はあくまで、内容をスムーズに伝えるための道具です。カンペ(原稿)を読み上げるだけであれば、通常のES選考と変わらなくなってしまいます。カンペを使う場合はキーワードを簡単にメモする程度にし、基本的には覚えた状態で撮影するのが理想です。動画の特徴を活かし、自身をより表現できるよう、原稿を目で追いすぎないように練習しておくと良いでしょう。何度でも取り直しをして、自分を最も表現できる動画を作り上げましょう。

まとめ

通常の面接と比べ、ストレスの少ない環境で作ることができるのが録画面接(自己PR動画)のメリットです。近年、増加している選考方法のため、しっかり対策して臨みましょう。録画面接(自己PR動画)の撮影で気がついた自身の課題は、その後の面接でも意識するべきポイントになると思います。十分に準備をして、納得のいく状態で提出できるように頑張ってください!

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