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限られた時間内に伝え切ることが面接の基本
就活生の中には、「自分の熱意を伝えるために、じっくりと説明したい」と考えている方もいることでしょう。
しかし、面接を受ける人数が多いこともあり、一人に割り当てられた面接の時間は、意外にも短いものです。
そこで、短時間の面接で熱意を伝えることが必要とされます。
限られた時間の中で、入社に対する自分の思いを伝えるためには、どうすれば良いのでしょうか。

事前に企業研究を念入りに行う
面接で熱意を伝えるための方法として、重要でありながら、意外と見落としがちなこととしては、事前に企業研究を念入りに行うことがあります。
面接で熱意を伝えるためには、面接時のことだけを意識しがちですが、事前の準備をいかに行うかで、熱意の伝わり方が変わってきます。
そもそも、「この会社に入社したい!」と強く思っているなら、その会社のことについてじっくりと調べることでしょう。
例えば、どんな経営理念を掲げ、どんな事業を行っているのか、また、今後はどのような事業を展開する計画なのか、ということについてです。
入社したい会社について、十分に理解することができれば、面接では、自分の考えを十分に伝えられることでしょう。
入社後、どんなことをしたいのかを具体的に説明する
次に大切なことは、入社後にどんなことをしたいのかを、具体的に説明することです。
ここで、事前に行った企業研究が活かされます。
例えば、入社を希望している企業が、先進的な技術とされる「ブロックチェーン」の導入に積極的であるとしましょう。
そのような場合、面接では、「御社では、先進的な技術である『ブロックチェーン』の利用に活路を見いだしていることを知りました。私は、ブロックチェーンに関する理解を十分に深めているので、ブロックチェーンを活用する部署で、自分の知識を存分に活かしたいと考えます。」と説明することができます。
「会社でどのようなことに取り組みたいのか」という内容について、具体的に説明することができれば、面接官としては、「伝えたいことを的確にまとめる力がある」と感じ、評価することでしょう。
自分の思いを率直に伝える
そして、最も大切なことは、自分の思いを率直に伝えることです。
面接での印象を良くする方法として、さまざまなテクニックがありますが、テクニックだけを前面に出してしまうと、人生経験が豊富な面接官としては、面接者の様子が不自然だと感じることがあり、良い評価を行わないことがあります。
しかも、面接官は、テクニックを使っている面接者からは、熱い思いを感じにくいのです。
逆に、小手先のテクニックを使わなくても、企業に対する自分の思いを率直に伝えることができれば、その気持ちは面接官に伝わりやすくなります。
入社したい企業のことを十分に調べ、自分は企業でどんなことをしたいのか、ということを明確にしておくことで、企業に対する強い思いを表現できるのではないでしょうか。
(画像はぱくたそより)