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限られた時間内での自己紹介は、意外に難しい
面接での自己紹介では、何を言えば良いのか分からずに時間が余ることがある反面、伝えたいことが多すぎて時間が足りなくなってしまうことがあります。
限られた時間の中で自己紹介をするのは、意外と難しいことですが、面接官に伝わるように自己紹介を行うには、どのような方法が適切なのでしょうか。

自分自身のプロフィールは手短に
面接では、自分自身のプロフィールから始まりますが、プロフィールは手短にとどめておきましょう。
プロフィールでは、自分の名前や大学名、大学ではどんなことに取り組んだか、ということから話し始めますが、大学ではどんなことに取り組んだか、ということを詳しく説明してしまう場合があります。
すると、面接官は、「面接者は、自分の言いたいことを端的にまとめられない。」という評価を下してしまうことがあります。
そのため、自分自身のプロフィールは、できるだけ手短にまとめた方が効果的です。
自分自身の強みを盛り込もう
自分自身のプロフィールは手短にまとめた方が良いですが、逆に、自分自身の強みは、しっかりとアピールしておきましょう。
その理由は、面接官が自己紹介の内容を聞いているときに、面接者はどんな人で、どんな点に強みがあるのかということを知りたいからです。
例えば、面接者がプロフィールで、大学のサークル活動を行っていたことを話したとしましょう。
そのときに「私は、思いもよらないアイデアを考えることが得意ですが、大学のサークル活動では、オリジナルな発想力を活かしながら、新しい活動についての提案を行ってきました。」と面接官に伝えたとします。
その場合、面接官は、「『オリジナルな発想力』という点が、面接者の持ち味である」ということを理解しやすくなります。
内容は1分で話せる程度にまとめる
面接の自己紹介で大切なことは、内容を盛り込みつつ、手短にまとめることです。
目安としては、話す時間を1分程度にとどめておきましょう。
「1分」という時間は、より多くの内容を説明しようとしているときほど、短いと感じてしまうことでしょう。
しかし、実際に企業に入社して上司に報告する場合、業務にスピードが求められることもあり、伝えるべき内容を端的にまとめ上げる必要があります。
そのため、自己紹介を端的に行うことが求められるのです。
自分の強みなど、伝えたいことをしっかりと盛り込みつつ、全体的に手短にまとめると、1分程度にまとめ上げることができます。
面接において、要点をまとめながら自己紹介を行うと、面接官の評価が高まりやすくなります。
社会人になったときに、端的に説明する練習ととらえて、自己紹介を行ってみてはいかがでしょうか。
(画像は写真ACより)