SPI英語(SPI-ENG)ってどんな試験なの?対策は?

ENGはSPIの英語能力検査である

採用選考過程において、多くの企業は採用候補者に対して適性検査「SPI」を実施しています。

基本的に、SPIは能力検査(言語分野と非言語分野)と性格検査にて構成され、言語分野は国語、非言語分野は算数・数学となります。

一方、総合商社、外資金融・証券、航空運送など業務に英語力を必要とする企業では、採用候補者の英語能力を測る目的にて、能力検査と性格検査に加えて、英語能力検査「ENG」を課す場合が少なくありません。

例えば、三菱商事、丸紅、住友商事、双日、豊田通商、ゴールドマン・サックス、TBS、日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、三井不動産が実施しています。

中高レベルから大学受験レベルまでの問題が出題される

ENGでは、中学・高校の学習範囲から大学受験レベルまでの語彙、文法、読解問題が出題されます

問題形式は7種類(同意語、反意語、空欄補充、英英辞書、語文訂正、和文英訳、長文読解)あり、企業は採用候補者の英語能力(語彙力、文法の理解力、読解力)を測ります。

原則、WEB試験(企業が用意した会場、テストセンター)にて実施され、制限時間は20分程度です。

出題数は受験者の正答率によって変わりますが、30問前後となります。

語彙力を問う問題では、同意語(同じ意味をもつ単語)、反意語(反対の意味をもつ単語)を選択肢より選びます。

空欄補充では空欄に入る単語を選択し、正しい英文を完成させます。

英英辞書は、英語の説明文が意味する単語を選択肢より回答します。

語文訂正は文法理解が問われ、問題文における文法の誤りを訂正します。

和文英訳では、日本語の問題文に対して適切な英文を選択します。

長文読解は内容把握したうえで選択肢より要旨を選びます。

英語力を高める努力が必要である

言葉の意味、文章内容に対する正しい理解が問われ、英単語を暗記しただけでは解けません。

また、読解問題における点数は個人差が大きく、事前にSPI問題集や対策本を用いて問題を繰り返し、読解スピードや読解力を高めることが重要です。

問題文、文章内の単語より文章序盤にて状況を推測し、早めに文章の要旨を把握できるように練習しましょう。

また、ENGはTOEICに類似した問題であり、TOEICの勉強もENG対策として適しています。

採用候補者は、日常的に英語力を高めることを心掛けましょう。

(画像はPixabayより)

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