CABテストとは?どんな問題が出るの?必要な対策は?

CABはコンピュータ職適性検査である

採用選考過程において、SPI(適性検査)を導入する企業は少なくありません。

一方、情報処理やシステム関連企業(シンクタンク、コンサルティング、IT業界など)は、適性検査として「CAB(キャブ)」を実施しています。

総合的な適性検査であるSPIとは異なり、CABはコンピュータ職適性検査です。

専門性の高い内容であり、コンピュータ関連の知識・技能など仕事に直結した知識が問われます。

CABは情報処理能力を測る

CABは能力検査と性格検査にて構成されています。

企業は、SE、プログラマーなどコンピュータ関係職を志望する採用候補者に対してCABを行い、総合的能力を測定します。

コンピュータ関係職では、システム開発、システム運用・保守、プログラム開発など、常に論理的思考が求められます。

それゆえ、企業は、限られた時間内における情報処理能力、論理的思考を確認し、職務適性を判断する必要があります。

また、筆記試験(企業が用意した会場)あるいはWEB試験(自宅、企業が用意した会場、テストセンター)にて実施されます。

CABの能力検査は事前対策が必須である

CABの能力検査は4科目(暗算、法則性、命令表、暗号)あり、独特な形式・内容が特徴的です。

筆記試験とWeb試験(Web CAB)では、試験形式(ペーパー形式、Web形式)と制限時間が異なります。

筆記試験では制限時間95分(暗算50問10分、法則性40問15分、命令表50問20分、暗号読解39問20分、性格検査68問30分))、Web試験は制限時間72分です。

5択問題を中心に構成されていますが、制限時間に対して問題数は多く、ペース配分、回答スピードを意識した事前対策が求められます。

CABの能力検査では、問題集や対策本にて問題のパターンや傾向を見抜き、大まかな計算のみで選択肢より直観的に回答を選べるなど要領よく解けるように演習を繰り返し、問題に慣れておくことが重要です。

CABの性格検査はSPIの性格検査と同じ

CABの性格検査は、SPIと同様に、採用候補者の性格・人柄と企業が求める人物像のミスマッチを防ぎ、仕事への適性を診断する目的にて行われます。

特に、仕事に対する熱意、チームワークなど協調性、ストレス耐性など職務適性が判断されます。

また、回答の正誤性や信憑性が重要視され、類似した問題が出題されます。

したがって、採用候補者は、一貫性をもって回答することが重要です。

(画像はPixabayより)

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