C-GABとは?どんな対策したらいいの?どんな問題が出るの?

テストセンターにて受験する「玉手箱」が「C-GAB」である

採用選考過程における適性検査には、SPI(総合的適性検査)をはじめ、CAB(コンピューター職適性検査)、GAB(新卒の総合職適性検査)、玉手箱(総合職適性検査)があります。

なかでも、玉手箱は、自宅受験型Web試験の代表格といえます。

正確性、情報処理速度が求められる業界(総合商社、銀行、証券など)にて導入されています。

また、2013年8月より、自宅受験型に加えて、会場受験型(テストセンターや専用会場にて受験する形式)の玉手箱「C-GAB」が登場しました。

例えば、2018年のC-GAB実施企業は、サントリーホールディングス、住友不動産、三井物産です。

2017年には、サントリーホールディングス、チューリッヒ保険、ブルボン、三井物産がC-GABを実施しました。

企業ごとに問題の組み合わせが異なる

玉手箱(自宅受験型)、C-GAB(会場受験型)ともに、能力検査と性格検査にて構成されます。

能力検査では問題形式が8種類(計数理解3種類、言語理解3種類、英語2種類)あり、各科目につき1種類のみが出題され続けます。(計数理解の1種類と言語理解の1種類による組み合わせ)

なお、英語は、企業によって実施しない場合もあります。

特に、会場試験型C-GABでは電卓の使用が認められず、自宅受験型の玉手箱と比べ、問題に対する制限時間はより厳しく、スピードと正確性が求められます。

しかしながら、誤謬率(回答数に対する誤答数)は測定されないので、採用候補者は、全ての問題に回答する、未回答を減らすことを目指しましょう。

計算スピードや正確性が重要である

計数理解では、四則逆算(50問9分)、図表の読み取り(29問15分あるいは40問35分)、表の空欄の類推(20問20分あるいは35分35問)が出題されます。

四則逆算は、穴埋め問題です。

小中学校の学習範囲である一次方程式(虫食いなど)となります。

図表の読み取りは、図表の数値、法則性に基づいた数的処理です。

なお、会場受験型では電卓が使用できません。(自宅受験型では電卓の使用可)

自宅受験型と比べ、問題数に対する制限時間はより厳しく、例えば、四則逆算は1問あたり1~10秒で回答すると、計算スピードが求められます。

また、表の空欄の推測では、表内の他数値より法則性・規則性を読み取り、空欄の数値を推測します。

この科目は、問題の慣れ・不慣れによって、回答率に大きな差が生じます。

それゆえ、問題集、参考書、対策本を用いて演習を繰り返し、問題パターンの読み取り、問題形式に慣れておくことが重要となります。

読解スピードが求められる

言語理解は、GAB形式の言語(600字程度の長文8題32問15分、長文9題36問15分、長文13題52問25分)、IMAGES形式の言語(400~600字程度長文8題32問10分)、論旨把握(10問12分)です。

例えば、長文8題の場合、各長文につき設問4問となります。

言語理解は、全て選択式の問題であり、GAB形式・IMAGES形式の言語は3択、論旨把握は4択です。

GAB形式は、設問文に対する正誤を判断します。(設問文が正しい、間違っている、判断できない)

一方、IMAGES形式では就職に関する内容が取り上げられ、設問文の内容が趣旨である、趣旨でない、趣旨とは関係ないと統一されています。

論旨把握は、1000文字程度の長文問題であり、4択より趣旨を選択します。

制限時間に対して文章量は多いです。

英語は、GAB形式の英語(長文8題24問10分)、IMAGES形式の英語(長文8題24問10分)です。長文8題では、各長文につき設問3問となります。

 

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