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基本的なビジネスマナーは前提である
採用選考過程において、面接担当者は、主に採用候補者のビジネスマナー(挨拶、言葉遣い、身だしなみ、立ち振る舞い・態度など)を確認しています。
なかでも、遅刻は厳禁です。
事前に面接会場の場所、交通手段などを確認したうえで、当日は時間に余裕をもって行動します。

清潔感のある身だしなみを心掛ける
面接において、採用候補者は、質問に対する受け答えだけでなく、外見、立ち振る舞い・態度より好印象を与えることも大切です。
第一印象は外見的特徴にて決まり、それゆえ、服装や髪型など身だしなみを整えることが求められます。
バックは、シンプルで機能的・利便的なデザイン(A4サイズが入る自立タイプのビジネスバックなど)が好ましいです。
控え室では静かに待機する
面接では、受付から退室に至るまで、あらゆる場面において、企業側の指示のもと行動するように意識して下さい。
控え室では、私語を慎み、配布された資料に目を通すなど落ち着いた態度にて待ちましょう。
例えば、携帯電話をいじる、周囲の学生とお喋りする、落ち着きない様子であるとマイナス評価につながります。
入室マナーにより第一印象が決まる
面接会場に入室する際はドアを3回ノックし、面接担当者に「どうぞ」など入室許可を受けてから入ります。(2回はトイレなどの空室確認を意味する)
ドアは両手で静かに開け、入口にて「失礼いたします」と一礼します。(30°程度の会釈)
なお、ドアが開いている場合は入口にて「失礼します」と断ってから入室します。
ドアを閉め、その場で面接担当者の目を見ながら、明るい表情と声にて挨拶と簡単な自己紹介(名前と大学名)を行います。
大半の面接担当者は、入室マナーより採用候補者の第一印象を判断します。
例えば、乱暴にドアを開ける、ノックせずに入る、無言で入室する、勝手に着席するなどの言動は、面接担当者にマイナスの印象を与え、評価を大きく下げます。
椅子の座り方もマナーである
面接担当者に着席するように促された際には、椅子の後ろを通って席に向かいます。
椅子の前を横切ってはいけません。
バックを右側に置き、「失礼します」と一礼後に着席します。(15°程度の会釈)
面接中は、背もたれに寄り掛からずに背筋を伸ばすように心掛けます。
足を投げ出す、足を組む、貧乏ゆすりをする、髪を触る、目線に落ち着きがないなどは不適切な態度です。
退出まで気を抜かない
面接会場を退出する際は、出口にて面接担当者と目線を合わせて明るく「ありがとうございました」と一礼してからドアを開けます。(45°程度の会釈)
面接終了後も気を抜かず、周囲の学生との私語は慎みましょう。
(画像はPixabayより)