【出題企業多数】練習必須の玉手箱とは?今からできる対策は?

玉手箱は総合職適性検査である

近年、採用選考として適性検査を実施する企業が増加傾向にあります。

適性検査には、SPI(総合適性検査)、CAB(コンピュータ職適性検査)、GAB(総合職適性検査)があります。

上記の適性検査に加えて、玉手箱があります。

玉手箱は、自宅受験型Web形式の総合職適性検査です。

総合商社、銀行、証券、シンクタンクなど正確性、情報処理速度が求められる業界にて導入されています。

例えば、アクセンチュア、J.P.モルガン、メリルリンチ日本証券、みずほ銀行、みずほファイナンシャルグループ、シティバンク銀行、日本生命保険、野村證券、北海道銀行、三井住友銀行、三井物産、日産自動車、任天堂、日立製作所、富士通(Web-CABも実施)、マイクロソフト、キリンホールディングスなどが実施しています。

企業によって問題が異なる

玉手箱は、能力検査と性格検査にて構成されます。

能力検査では問題形式が8種類(計数理解3種類、言語理解3種類、英語2種類)あり、問題形式1種類につき複数問出題されるのが特徴的です。

つまり、計数理解、言語理解から1種類の問題だけが出題され続けます。

英語は、企業によって実施しない場合もあります。

また、企業ごとに問題形式の組み合わせは異なります。

問題パターンや出題傾向を見抜くことが重要である

計数理解では、四則逆算(50問9分)、図表の読み取り(29問15分あるいは40問35分)、表の空欄の類推(20問20分あるいは35分35問)が出題されます。

四則逆算は、方程式の穴埋め問題です。

また、図表の読み取り、表の空欄の推測は、図表や表の法則性に基づいた推測、数的処理が求められます。

なお、計数理解では電卓や計算用紙の使用が認められています。

言語理解は、GAB形式の言語(600字程度の長文8題32問15分、長文9題36問15分、長文13題52問25分)、IMAGES形式の言語(400~600字程度長文8題32問10分)、論旨把握(10問12分)です。

GAB形式、IMAGES形式ともに長文問題が出題され、例えば長文8題の場合、各長文につき設問4問となります。

設問は3択であり、選択肢は統一されています。

GAB形式の選択肢は「A.設問文が正しい、B.設問文は間違っている、C.設問文が正しいか間違っているかは判断できない」、IMAGES形式では「A.一番訴えたいこと(趣旨)である、B. 一番訴えたいことではない、C.本文には関係ない」となります。

また、IMAGES形式では就職に関する内容が取り上げられています。

論旨把握は、1000文字程度の長文に対して4択より趣旨を選択します。

文章量は多いが、制限時間は少ないです。

英語は、GAB形式の英語(長文8題24問10分)、IMAGES形式の英語(長文8題24問10分)です。

長文8題では、各長文につき設問3問となります。

時間を有効に使って全問回答を目指す

玉手箱は、制限時間に対して問題数が多いです。

問題集や参考書を用いて問題形式に慣れ、問題パターンや出題傾向を見抜くことが重要になります。

また、分からない問題には時間を掛け過ぎないようにしょう。

時に、分からない問題を思い切って飛ばすことも必要です。

しかしながら、誤謬率(回答数に対する誤答数)は測定されず、たとえ回答を間違えても未回答より点数が下がることはありません。

それゆえ、全ての問題に回答する、未回答を減らすことが重要になります。

(画像はPixabayより)

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