【GD(グループディスカッション)対策】何が合否を分けるのかを知り、コツを掴もう!

グループディスカッションから仕事に対する取り組み姿勢を見極める

就職活動の採用選考過程では、書類選考や筆記試験、面接(個人面接、集団面接)に加えて、グループディスカッションがあります。

グループディスカッションでは、採用候補者は少人数(4~8人程度)のグループに割り振られ、与えられたテーマに関して議論します。

テーマには正解がありません。

決められた制限時間内(20~30分程度)にて、各グループが意見を交わして結論を出すことが求められます。

企業は、意見・アイデア出し、グループの雰囲気作り、議論内容に対する理解などグループディスカッションへの取り組み姿勢を通して、仕事に対する姿勢を見極めます。

つまり、採用候補者のコミュニケーション能力をはじめ、リーダーシップ、積極性・主体性、協調性、論理的思考、独創性・発想力、問題解決能力を判断する目的にて、グループディスカッションは実施されます。

また、議論の展開を通して、対人関係に必要とされる場の空気を読む力、相手への配慮も評価されています。

個々の役割を果たすことが求められる

グループディスカッションは、簡単な自己紹介から開始しましょう。

個々のグループメンバーが名前や所属を名乗り、リーダー(議長・司会)、タイムキーパー、書記、発表者など役割分担を行います。

役割分担により議論を円滑に進行でき、議論の効率性・生産性、チームの協調性が高まります。

リーダーは、効率的で建設的な議論を展開するうえで重要です。

議論を仕切るのではなく、個々が意見を出しやすい状況を作り、円滑な議論進行に努めます。

タイムキーパーは時間配分(議論・意見出し、結論の決定、発表の準備)を決めて、効率的な議論展開、決められた制限時間内での結論決定を促します。

書記は、交わされた議論、意見、アイデアの要点を整理して記録します。

交換された意見を記録するだけではなく、適宜、書き留めた内容をグループ内にて共有し、認識合わせを促すことが求められます。

最後に各グループの議論結果を発表する場合、発表者が代表としてグループの意見を発表します。

採用候補者は、個々の役割を正しく理解したうえで、グループディスカッションの円滑な進行に努めましょう。

チームのコミュニケーションを意識する

グループディスカッションでは、チームのコミュニケーションが重視されます。

それゆえ、個々の採用候補者には議論への積極的な参加が求められます。

議論中に面接担当者に質問する、他者の発言を遮る、周囲の意見を聞かない、他者の意見を頭ごなしに否定するなどの行為は、議論の進行を妨げ、グループの雰囲気を悪くする要因に成り得ます。

また、発言量には注意しましょう。

極端に発言が多い場合、傾聴スキル不足と評価されます。

一方、全く発言しない場合、採用担当者は評価できません。

グループディスカッションでは、否定的意見や周囲の発言に臆せずに自分の意見を述べ、他者の意見は熱心に聞く姿勢が評価を高めます。

傾聴姿勢では、発言者に身体を向け、相槌などのボディランゲージ、笑顔などの表情にて聞くことが好ましいです。

(画像はPixabayより)

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