SPIにはどんな対策が必要?また実施企業や導入企業数は?

1万社以上が採用過程にSPIを導入している

現在、新卒・転職採用過程において、多くの企業がSPIを導入しています。

SPIとは企業が採用候補者に対して実施する適性検査であり、能力検査(言語分野と非言語分野)と性格検査にて構成されます。

原則、筆記試験(企業が用意した会場)、WEB試験(自宅、企業が用意した会場、テストセンター)にて実施されます。

SPI結果より、採用候補者の性格や人柄が求める人物像と適合する、仕事への適性があると判断された場合、採用候補者は次の選考(面接など)へ進むことができます。

また、多くの企業は、SPI結果を面接での参考情報として活用しています。

SPIの能力検査は制限時間に対して問題数が多い

能力検査は言語分野と非言語分野にて構成され、仕事に必要となる基礎的能力(一般常識、情報処理能力、合理的・論理的思考力)を測定する目的にて行われます。

言語分野は、問題40問程度、制限時間30分程度です。

国語の試験を通して、採用候補者の内容や要旨を的確にとらえる能力を測ります。

言葉の意味を正しく理解し、読解力を高め、国語力を身に付けることが、言語分野の対策となります。

なお、基本的には「国語」ですが、「英語」を出題する企業もあります。

非言語分野では、問題30問程度、制限時間40分程度です。

算数・数学の試験を通して、採用候補者の情報処理能力、論理的思考を測ります。

基礎的数学(確率、割合、推論など)レベルの文章問題、計算問題が出題されます。

SPIの性格検査は一貫性をもって回答する

性格検査は、採用候補者と企業が求める人物像のミスマッチを減らす目的にて行われます。

類似した問題が出題されますが、採用候補者の回答を通して正誤性や信憑性が判断されます。

一貫性をもって回答することが重要です。

SPIは事前対策が必要である

SPI能力検査には、求める能力水準が設定されています。

能力水準は企業によって異なりますが、一般的に、言語分野8割以上、非言語分野6割以上の正答率が求められるといわれます。

したがって、採用候補者は、ペース配分を考えたうえで、制限時間内にて正答率を上げる必要があります。

制限時間に対して問題数は多く、ペース配分、回答スピードを意識した事前対策が求められます。

なかでも、文系なので数学は忘れた、数学は苦手であるなど基礎的数学力が低く、非言語分野にて苦戦する採用候補者は少なくありません。

それゆえ、市販のSPI対策問題集を用いて、数学に対する苦手意識を克服し、基礎的数学力を高めましょう。

多様他種な業界にてSPIが導入されている

能力検査と性格検査を同時に行う、一次面接と能力検査を組み合わせるなど、SPI受験方法、SPI実施タイミングは、企業によって異なります。

しかしながら、現在、1万社以上の企業が就職採用試験にSPIを導入しています。

(画像はPixabayより)

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