中長期インターンで現場を知る!就活への活かし方とは

インターンが就活に有利な理由

就活と言えば、大切なのは面接準備ですよね。

身なりを整え、話し方を練習し、企業研究をし、理想的な回答方法を見つけていくことは、内定を勝ち取るために欠かせません。

しかし、面接以外にも、内定を勝ち取る非常に重要なものがあります。

それが、企業へのインターンシップです。

働く前に現場の空気を知ることができるインターンですが、具体的にどのような点が就職に有利なのでしょうか。

具体的な話ができる

インターンでは、実際に社員に混じって仕事をします。

その経験を通してエピソードを語ることで、たとえば「粘り強い」というアピールポイントも、言葉だけの抽象的なものではなく。インターンを通した具体的な話に変えることができるのです。

実際の経験を通して、「だから自分は粘り強い」とアピールすることができるとできないのとでは、相手に与える印象がまるで違います。

思考力が磨かれる

インターンの現場では、社員と同じように仕事を与えられ、自分で課題をクリアしなければなりません。

そのため、できなかったり壁にぶつかったりした時、自分でその原因を考え、解決策を見いだす思考力が培われるのです。

こうした経験によって、インターンで学んだことを順を追って話すだけでなく、課題に対してどのように考え、行動することで解決したかをアピールすることができます。

仕事の厳しさを知ることができる

インターンの時期も短期ではなく中長期となれば、何らかのトラブルや仕事をする上での壁にぶつかることがあります。

中長期インターンの経験は、学生時代ではまず経験することのようないものですから、社会人としての自覚やスキルが身につきやすいのです。

仕事の厳しさを想像だけで語るのとは違い、実体験を通して語ることができるため、面接でエピソードを話す時にも深みが増すのがメリットです。

ビジネスマナーが身につく

中長期インターンを通して現場に立つことで、自然とビジネスマナーやビジネススキルが身につくというのも、インターンの強みです。

会社に就職する前からある程度のマナーやスキルを身につけている人といない人では、その差は歴然です。

だからこそインターンは就活において強みとなり得るのです。

このように、インターンを通じて実際に働き、自分で考えて課題を乗り越えることで、面接でアピールできる材料が増えるだけでなく、実体験はそのまま自信にもつながります。

まだ学生ではありますが、少しでも現場の空気を知っていることで、面接で臆することなく自分を出せる自信を手に入れられるというのが、大きなメリットと言えるでしょう。

インターンでミスマッチを防ぐ

このほか、企業側の声としては、インターンで事前に会社の雰囲気や仕事内容を知ってもらうことで、入社後のミスマッチを防ぐ意味合いもあると言います。

どの業界でも、入社後1年以内に早期退職してしまった人の離職理由は大半が会社とのミスマッチで、仕事がきついとか、価値観が合わないなどが多いのです。

こうしたミスマッチは、インターンを経験することである程度防ぐことができます。

現場の空気を知った上で会社を選んでもらうことで、少しでも入社後のギャップをなくすことにつながるからです。

インターンのデメリット

このように、インターンには学生の内に会社の雰囲気を体験できたり、仕事ができたりというメリットもあります。

しかし一方で、デメリットがあることも理解しておきましょう。

インターン生がアルバイトと違う点は、社員と同様の裁量権を持ち、まるで社員のように働けることです。

これは裏を返せば、それだけの責任があるということ。

たとえば営業の仕事であれば、顧客にアポイントメントを取るだけでなく、時間外(学校にいる時やプライベート)にかかってきた電話にも対応しなければなりませんし、営業を取ってこられなければ自分の成績に響きます。

決まった仕事を指示されて行うのではなく、自発的に動かなくてはならない点が、アルバイトとは違う点です。

また、インターンは通常の社会人と同様、基本的に日中に働きます。

勤務時間は平日の10時から20時、最低でも週に3日、1日5時間以上は働かなくてはならないため、学業やサークル活動などに力を入れたい人にとっては大きなデメリットとなるでしょう。

このように、インターンは社会人の仕事を学べる代わりに、学生としての生活には制限がかかるのがデメリットです。

なんとなくインターンをやってみたい人や、学生生活を満喫したい人には向いていないと言えるでしょう。

短期・中長期問わず、インターンをする場合には、メリットもあればデメリットもあります。

自分のやりたいことがなにかを具体的に決め、本当にインターンが必要かどうか、するとしたらどの企業が自分に合っているのかなどを吟味した上で決断することが大切です。

(画像はPixabayより)

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