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日本の就活は異常?
日本の就活生にとっては、スーツは黒系のリクルートスーツ、髪は黒い色、バッグも黒系とするなど、全体的に黒い色でまとめることが当たり前となっています。
しかし、外国人から見ると、「日本の就活は、あまりにも型にはまりすぎていておかしいし、異常だ。」と感じることがあるようです。
そもそも、世界の就活事情はどのような状況なのでしょうか。
世界と日本の就活事情を比較しながら、就活について客観的に見ていくことにしましょう。
世界的に見ると、採用においては即戦力を重視
世界各国の就活事情について見てみると、即戦力を重視する傾向が見られます。
つまり、新卒だからといって就職しやすいわけではなく、戦力外とみなされれば、採用には結びつかないのです。
即戦力の人材を重視するアメリカでは、大学での専攻や研究内容を重視するだけでなく、成績も重視しています。
そのため、在学中は学業に全力を注ぐ傾向も見られます。
また、世界の国々では、即戦力を重視する傾向から、そもそも「新卒採用」という発想が少ないのが現状です。
そのような理由から、学生はインターンに参加し、仕事のスキルと経験を積み重ねながら即戦力としての実力を身につけ、就職へと結びつけていくのです。
なお、日本では、大企業に就職することがステータスとなりますが、世界では、就職するよりも起業する方がよりステータスが高い場合があり、必ずしも就職にこだわっていない一面も見られます。
日本の就活の特徴・問題点は?
次に、日本の就活事情について見ていきましょう。
日本では、3月に大学を卒業し4月から仕事を始める流れとなっていることから、それに向けて就活が行われます。
就活生としては、早い段階で内定を決めたいこと、そして、企業としては、優秀な学生を確保したいとの思惑もあり、主に大学3年生の頃から就活が始まります。
日本ではかつて、就活を前倒しする傾向が見られましたが、学業に差し支えることが問題点として度々取り上げられてきました。そこで2018年秋には、経団連の中西会長が新卒採用開始時期を定める指針(通称:就活ルール)を廃止することを正式に発表し、日本の新卒採用は少しずつ変わろうとしています。
今後通年採用を行う企業が増えることも予想されており、早い段階から就活を進めることが重要になってきます。
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また日本の就活の特徴として、身だしなみや服装の統一があげられます。
服装は黒系のスーツで、髪は黒色でスッキリとした印象にまとめることが基本となります。
皆が同じようなスーツを着ることが求められる日本の就活はしばしば「個性がない」と非難されます。
また、面接時は礼儀正しいことが基本で、お辞儀を丁寧にしたり、丁寧な言葉遣いでハキハキとした受け答えをしたりして、採用担当者に好印象を与えることが重要となります。
海外の反応は?
日本人である私たちから見た場合、日本の就活のルールやマナーは守って当たり前のことと感じていますが、海外から見た場合、日本の就活はどのように見えるのでしょうか。
外国人にとっては、日本の就活生にとって当たり前に感じられる「黒系のリクルートスーツ着用で、髪は黒色」ということに違和感があるようです。
自由を重んじる外国人の中には、黒系のリクルートスーツで統一することの意味が見いだせない方も見られます。
さらに、面接室に入室するときのマナーやお辞儀の仕方なども、外国人としては、「そこまでしなくても良いのではないか」という反応が多く見られます。
このように、日本の就活に対する海外の反応としては、違和感がたくさんある様子が見て取れます。
日本の就活生としては、就活のルールやマナーを守ることが基本ですが、今後は、海外からの視点をもとに就活を見直し、従来の方法にこだわらない姿勢も必要なのではないでしょうか。