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中途採用面接における注意事項
面接に臨む前提として、面接日時・場所の確認をしたうえで、当日は服装を整え、時間に余裕をもって行動しましょう。
面接開始時間5~10分前の到着が好ましいです。
面接時間よりずっと早く行くことは、先方の迷惑になってしまうので避けてください。
遅刻しそうな場合は、企業に対して連絡を入れ、必ず事情を伝えます。

中途採用面接に適した服装
面接の場面では、質問に対してはっきりと受け答えをするだけでなく、身だしなみ、立ち振る舞いや態度にも気を付け、好印象を与えることが大切です。
外見や立ち居振る舞い、態度は第一印象を決定します。
第一印象は面接の結果にも影響を与えるため、面接時の服装は、清潔感とビジネスマナーを意識しましょう。
企業側が面接時の服装について言及していない場合、基本的にスーツで問題はありません。
グレー系やネイビー系のスーツは、世代・性別を問わずに好まれます。
服装自由や私服と指定された場合、ジャケット、襟付きシャツといったビジネスカジュアルを選びましょう。
かばんは、スーツでもビジネスカジュアルでも、シンプルで機能的・利便的なバッグにします。
A4サイズが入り、自立タイプのビジネスバッグが便利です。
アパレル系、IT系などクリエイティブな職種で、面接時の服装として私服の指定を受けた場合は、ビジネスカジュアルではなく、言葉通りの「私服」を指します。
公式サイトや求人情報を使って社員の服装を調べ、社員に準じた服装で面接に臨みます。
中途採用面接における質問例
中途採用面接では基本的な質問(自己紹介・自己PR、志望動機、職歴・職務経験、退職理由・転職理由)に加えて、踏み込んだ質問(仕事、採用候補者、企業に関する質問)が聞かれます。
質問例として、「仕事をするうえで重視することは?」「仕事の失敗談は?」「仕事における成功は?」「仕事を通して成長したことは?」「キャリアプランや将来像は?」などが挙げられます。
企業はこのような仕事に関する質問により、採用候補者の能力・スキル、貢献度を見極めます。
事前にこれまでの経験を時系列にまとめ、継続的な取り組み(業務改善など)や自主的な行動(プロジェクト運営など)といった具体例、実績などの数字を織り交ぜて、簡潔な回答ができるようにしておきます。
失敗談では、改善プロセスや原因分析を軸に回答します。
また、「長所や短所は?」「人生で挫折した経験は?」「関心のあるニュースは?」などもよく聞かれます。
肯定的な言葉遣いで、仕事の話に関連付けて、結論から具体例の順に答えることが好ましいです。
「企業イメージは?」「強み・弱みは?」など企業に対する理解度を問われる場合も十分にありますので、準備をしておきましょう。
諸条件に対する受け答え
面接では、諸条件(年収、勤務地、残業時間など)に関する質問をされることも少なくありません。
残業時間など、やむを得ない事情がある場合、十分な説明をする必要があります。
また、先方に提示された条件を最大限に受け入れる姿勢を見せることも大切です。
採用担当者は、採用候補者が自身の市場価値を正しく認識しているのか確認する目的で、諸条件に関する質問をします。
条件交渉する場合は、論理的根拠と説得力が求められます。
(画像はPixabayより)