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無意識で出てしまう癖が、面接でのネックに!
「頑張っているのに、なぜか面接で良い結果が得られない」と悩んでいませんか。
自分では、面接においてベストを尽くしているつもりでも、無意識のうちに出てしまう癖が原因で、気がつかないうちに面接官に対して良くない印象を与えている場合があるのです。
面接で良い結果を出すためにも、そのような癖は早めに直しておきたいですよね。
面接においてマイナス印象となりやすい癖についてみていくことにしましょう。

ちょっとした一言があだになる「マイナス発言」
面接においてマイナス印象となりやすい癖としては、発言の癖があります。
就活生が特に気をつけたいのは、面接中に学生言葉が出てしまうことです。
何気なく使ってしまう学生言葉の例としては、「マジですか?」、「微妙ですね」、「あざーす」などがあります。
面接官がこれらの言葉を耳にすると「学生気分が抜けていない」と感じ、マイナス発言にとらえてしまいがちです。
「マジですか?」は「本当ですか?」に言い換えましょう。
また、「微妙ですね」は学生言葉である以前に、あいまいな言い回しとなるので、質問に対して「はい」か「いいえ」を明確に答えましょう。
そして「あざーす」は「ありがとうございます」と言い換えましょう。
マイナス思考によるマイナス発言で、評価がマイナスに
また、面接で発言する際に気をつけたいのが、マイナス思考を含んだ発言をしてしまうことです。
例えば、面接官から「我が社は全国展開しているので、全国への転勤がありますが、大丈夫ですか?」と質問されたときに、「正直言って厳しいです。でも、転勤の指示はお受けします。」と答えたとしましょう。
「転勤が厳しい」という気持ちは分かりますが、その気持ちをあからさまに表現してしまうと、面接官はマイナスイメージを受けてしまうことでしょう。
また、まわりくどい発言も、マイナスイメージになりがちです。
例えば、先ほどの質問に対して「全国への転勤は、できれば避けたいのですが、転勤の指示があればやむを得ないと思っています。」と答えたとしましょう。
上記の表現には「できれば避けたい」という言い回しや「やむを得ない」というように、間接的な言い回しが含まれています。
間接的な表現を繰り返すと、面接官は言い訳ととらえてしまう可能性があります。
この質問においては「はい、全国転勤は大丈夫です。」と簡潔明瞭に答えると好印象となります。
何気ない行為や行動が「マイナスポイント」に
面接におけるマイナスの癖は、発言だけではなく、行為や行動もマイナスポイントになってしまう場合があります。
マイナスポイントになりやすいのは、声が小さいことです。
声が小さいと、せっかく内容のある発言をしていても、声の小ささがマイナスポイントとなり、内容のある発言が台無しになることも考えられるのです。
逆に、声が大きく、滑舌の良い話し方をすると、面接官は就活生から堂々とした印象を受けて、良い評価につながりやすいのです。
そのほか、気をつけたいことは「あいさつ」です。
入室するときのあいさつや、面接を始めるときのあいさつは問題なくできる人が多いのですが、退室するときのあいさつを忘れてしまうケースが見られます。
特に、面接がうまくいかないときほど、面接がうまくいかなかったことにばかり考えが向かってしまい、退室のあいさつまで頭がまわらなくなってしまうことが考えられます。
「礼に始まり礼に終わる」という言葉や、「終わりよければすべてよし」ということわざもあります。
面接に限らず、物事は最後までしっかり行う、ということが大切ですね。
(画像はぱくたそより)