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転職活動がバレるとどうなる?
在職中の転職活動は、在籍している会社にバレないように行うのが一般的です。
というのも、会社を辞める準備をしているので、トラブルにつながることがあるからです。

これまでのように仕事を回してもらえなくなったり、上司や同僚と微妙な関係になったりすることもあります。
もちろん、転職活動は契約違反ではありません。
転職の理由には、会社への不満のほかに将来への希望や、自分を試したいなど、様々な理由があるでしょう。
しかし、辞められる側もよい気持ちにはなりません。
不要なトラブルを防ぐためにも、転職活動は前の会社に伏せて行う必要があるのです。
「ちょっとぐらい」の気持ちは大敵
転職活動は、ちょっとした不注意で周囲にバレてしまうことがあります。
親しい同僚に内緒のつもりで話したはずが、その同僚がうっかり口を滑らせて、上司や他の同僚に伝えてしまうことがあります。
どれほど親しくても、社内の人間に話すことはリスクが高いのです。
また、会社の中で、転職活動をしてはいけません。
会社のメールや電話を使っていると、相手から連絡があった際に、周りに転職活動がバレてしまうことがあります。
会社のパソコンを使って転職サイトを閲覧するのもリスクがあります。
周りには同僚や上司がいます。
就業時間に転職活動をしていることがわかると、評価の目が厳しくなることもあります。
必ずしも転職活動が成功するとも限らない訳ですし、リスクはできる限り少なくしておきたいものですよね。
転職活動と仕事はきっちりと分けて、転職活動は退社後に家で行うようにしましょう。
ちょっとした変化にも要注意!
このほか、バレる原因には意外なものもあります。
これまで付き合いがよかったのに何かと断るようになったり、残業をよくしていたのに定時でさっさと帰るようになったりというのもその一つです。
連続して有休をとったり、急な休みが増えたりすると、転職活動を疑われる要因になります。
もちろん、「転職活動はしていない」と言い切ってしまえばそれまでなのですが、疑う人もいるということは覚えておきましょう。
服装が急に変わるのも疑われる原因になります。
例えば、普段は私服やラフな格好で行く職場なのに、急にスーツで出かけることが増えると、「転職活動をしているのでは?」と疑われてもしかたがありません。
面接時にバレない工夫
多くの企業を受けていると面接に呼ばれる機会も増えていきます。
昼休みに面接を受けに行く方法もありますが、先方もお昼休憩で、なかなか思い通りにはなりません。
すぐに結果を出そうとすると、急な休みなどが増えて、転職活動を疑われることにつながりかねません。
応募先をしぼったり、長期的な転職活動スケジュールを組み、休みを分散させたりするなどの工夫は必要です。
転職エージェントを利用するのもおすすめです。
転職エージェントは、企業との日程調整や必要なやりとり、入社が決まったら入社日の調整や合否連絡など、あらゆる手続きを代わりに行ってくれます。
直接のやりとりを減らすことで、会社にバレるリスクを低く抑えます。
Web面接を活用する
なかなか面接のための時間をとることができないときは、Skypeなどを使ったWeb面接をお願いしてみるのもおすすめです。
時間的にも経済的にも負担を減らすことができます。
また、電話に比べ、対面に近い形で面接を受けられるため、通常の面接に近い状態で、話をすることができます
快適な転職活動を
在職中の転職活動には気をつけるべき点がいくつもあります。
しかし、工夫次第で、効率よく転職活動を行うことができます。
働きながらの転職活動は厳しいものがありますが、説明してきたような工夫を取り入れて、着実に進めていくことが大切です。
(画像はPixabayより)