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想像力や発想力の豊かさがカギに
広告やマスコミ業界においては、いかに利用者の興味を引きつけるか、ということが求められることから、必要とされる能力としては、想像力や発想力があります。
さらに、入社後にどのような企画に取り組みたいのか、ということも事前に考えておくとより効果的です。
事前に考えておくことで、質問時や逆質問時に、スムーズに発言しやすくなります。

広告・マスコミ業界で求められる能力は?
広告業界や、出版社・テレビ局などのマスコミ業界は、アイデアをベースにしたサービスを提供しています。
想像力や表現力が求められる広告、マスコミ業界は、就活生からは高い人気を誇りますが、採用者数が少ないこともあり、狭き門となるケースが多いです。
これらの業界においては、利用者の心をつかむコンテンツをいかに提供するかということが求められます。
また、現在のトレンドや時代の流れをいかに読み、利用者はどのようなことを求めているのか、という能力も必要とされます。
そのほか、これらの業界では、従来の形式にとらわれず、ネットを活用したメディア戦略が必要とされることから、柔軟な姿勢も求められます。
広告、マスコミ業界における適切な志望動機は?
広告やマスコミ業界の面接を受けるにあたっては、どのような志望動機が適切なのでしょうか。
大切なことは、これらの業界でどのようなことを実現させたいのか、ということと、なぜこの会社を選んだのか、という点を明確にすることです。
例えば、広告業界においては、「私は、発想力や表現力に自信がありますが、業界で最先端を行く御社で学びながら表現力を磨き、多くの人々を引きつける広告を打ち出したいと考えています。」という内容があります。
これらの業界では、応募者数が多いことから、志望動機の内容は、他の応募者との差別化を図った内容とすることが求められます。
質問や逆質問はどのような内容が最適?
想像力やアイデアが求められる広告、マスコミ業界ですが、面接における質問にはどのようなものがあるでしょうか。
アイデアが求められる業界であることから、質問もまたアイデアが求められる内容であることが多いです。
例えば、出版業界の場合は、「読者を引きつける企画を自由に考えて欲しいが、あなたならどのような企画を考えますか?」という内容の質問があります。
この質問は、面接官が応募者に対し、出版業界でのやる気を図るための質問と言えます。
普段からテーマを考えていなければ、このような質問に答えることは難しいことから、出版業界に入ったら、どのようなことをやりたいか、ということを面接の前から考えておきましょう。
また、逆質問も、入社してから取り組みたいことを題材にすると効果的です。
例えば、「大手物流企業の過剰な労働を背景に出現しつつある『ネット通販の自社配送構築と今後の展望』をテーマとした記事を作りたいと考えていますが、御社では可能でしょうか」という提案があります。
逆質問の段階で具体的な内容を提示し、そのことに取り組ませてもらえるかどうか、ということを面接官に問うことで、面接官は、マスコミ業界におけるやる気を十分に感じ取ることができるでしょう。
マスコミ業界における面接の対策は、「入社後にどのようなことに取り組みたいか」ということを事前に考えておくことが重要と言えます。
(画像はぱくたそより)