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IT業界で重要視されるのは「チームワーク」
Web・通信系の業務は、黙々と作業を行うイメージがありますが、業務はプロジェクト形式で行われることが多いことから、チームワークが求められる現場であると言えます。
また、Web・通信系の業界においては、新たな技術が次々と登場することから、それらの新技術を貪欲に理解していくことも求められます。
そのため、今までの方法にとらわれない柔軟性も必要と言えます。

IT業界の面接で求められることは?
Webや通信に関する業界は、ひとくくりとしてIT業界と呼ばれていますが、IT業界で求められる能力はどのようなものがあるでしょうか。
最も求められる能力として、チームワークがあります。
IT業界においては、一つの仕事をチーム単位で行うプロジェクト方式が主流となっており、チームのメンバーが連携をとりながら業務を進めていきます。
そして、チームワークを円滑なものにするために、コミュニケーション能力も求められます。
また、IT業界は技術が日々進化する業界としても知られており、新技術が次々と登場しています。
そのため、理解力や柔軟性も求められます。
そのほか、IT業界では、地道に業務に取り組む姿勢も求められます。
このように、IT業界においてはさまざまな能力が求められると言えるでしょう。
IT業界での面接では、どんな質問を受けやすい?
それでは、IT業界の面接においては、どのような質問を受けやすいのでしょうか。
IT業界においては、チームワークとコミュニケーション能力が求められることから、コミュニケーション能力を問う質問が考えられます。
ここで注意したいことは、コミュニケーション能力を問う質問は、簡単な質問であることが多い点です。
例えば、「あなたが得意していることはどんなことですか」という質問があるとしましょう。
この質問は、一見するとコミュニケーション能力を問う質問とはかけ離れているように見えますが、内容があいまいな質問ほど、面接官が求めている答えにまとめ上げる必要があります。
面接官の意図を予想しながら答えても差し支えはありませんが、コミュニケーション能力が高い人ほど、「IT業界に関する内容でよろしいでしょうか?」と確認することでしょう。
ささいな質問であっても、面接官の考えをくみ取りながら答えるようにしましょう。
IT業界の面接で適切な逆質問は?
面接官の質問に答えることは難しく感じられますが、それ以上に難しく感じられるのが逆質問です。
IT業界における逆質問は、どのような内容が適切なのでしょうか。
例えば、「入社後に必要とされるITのスキルには、どのようなものがありますか?また、必要とする資格があれば教えてください」という内容があります。
入社意欲を前面に出した逆質問を行うことで、面接官は「我が社で働く意欲が感じられる」と評価することでしょう。
また、逆質問で気をつけたい点は、マイナスイメージとなる質問を控えておくことです。
例えば、残業に関する点を直接的に質問することなどがあります。
長時間の残業を避けたい気持ちは分かりますが、直接このような質問をすると、面接官は就活生からマイナスの印象を受けてしまいます。
それでも残業について気になる場合は「社員の一日の仕事について、その流れを教えていただけますでしょうか」というように、さりげなく質問すると良いでしょう。
逆質問では、前向きな考え方をもとに質問することが効果的な対策となります。
また、普段からITに関するニュースを読む習慣をつけ、専門的な内容の逆質問を行うことも効果的と言えるでしょう。
(画像は写真ACより)