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服装に「普段着」が指定される業界も!
新卒の面接と言えば、服装はリクルートスーツが基本です。
特に、金融業界などの堅い業界は、ネクタイも落ち着いた色合いであることが求められます。
しかし、アパレル関係やマスコミ業界など、いわゆるゆるい業界においては、リクルートスーツではなく、「普段着でお越し下さい」という指示を受ける場合があります。
このように、業界によって、面接時の服装は異なる場合があります。
堅い業界、普通の業界、ゆるい業界に分けて、抑えておきたい服装について見ていくことにしましょう。

堅い業界の面接 服装のポイントは?
堅い業界としては、金融や保険業界、公務員などがあげられます。
中でも、特に堅いイメージがあるのが銀行です。
堅い業界の面接においては、リクルートスーツの着用が基本であるほか、Yシャツは白い色のものが無難です。
ネクタイは、紺色や青色系など、落ち着いた色合いのものを選びましょう。
赤系など、明るい色合いのネクタイは、堅い業界のイメージにはそぐわないものとなってしまいますので、控えておきましょう。
女性の場合、全体的に落ち着いた印象になるようにしておきましょう。
メイクは落ち着いた色合いになるように、また、髪の色は黒系を基本として、スッキリとした印象の髪型にまとめておきましょう。
堅いイメージがある業界の場合、おしゃれな雰囲気にすると業界のイメージと食い違い、厳しい顧客からは、身だしなみが原因でクレームを受ける場合があります。
そのような内容も踏まえて、面接の段階から落ち着いた雰囲気を心がけましょう。
普通の業界の面接 服装のポイントは?
金融業界や公務員ほど堅いイメージはないにしても、メーカーや小売業など、いわゆる普通の業界の新卒面接では、比較的落ち着いた雰囲気の服装が無難となります。
しかし、堅い業界の面接の時ほど引き締めすぎる必要はありません。
例えば、銀行の面接では、ネクタイは紺色や青色系が適切となりますが、普通の業界では、紺色や青色系にこだわりすぎる必要はなく、派手すぎないものであれば十分となります。
また、女性の場合は、落ち着いた印象が基本です。
アクセサリーやピアスは身につけずに面接に臨む方が無難ですが、もし、アクセサリーなど身につけたい場合は、シンプルなものにとどめておきましょう。
ゆるい業界の面接 服装のポイントは?
新卒面接においては、リクルートスーツで落ち着いた雰囲気とすることが基本となりますが、アパレル業界やマスコミ業界など、いわゆるゆるい業界では、服装について普段着を指定する場合があります。
この場合、どのような服装で面接に臨めば良いのでしょうか。
おすすめの服装はオフィスカジュアルです。
オフィスカジュアルとは、ビジネス向けの服装でありながら、堅さが感じられない服装のことです。
オフィスカジュアルには決まった服装はありませんが、一例をあげると、ジャケットや落ち着いた色合いのYシャツに、男性の場合はスラックス、女性の場合はパンツスタイルでコーディネートする方法があります。
オフィスカジュアルの基本は、あくまでも落ち着いた雰囲気であることです。カジュアルすぎたり、派手さが感じられたりする服装は面接には適さないので注意しましょう。
また、普段着を指定されたからと、Tシャツにジーンズ、スニーカーで面接に臨むのは論外です。
面接時の服装はどのような服装が社会人に適しているか、という点も考えた上で決めると良いでしょう。
(画像は写真ACより)