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面接に遅刻したときこそ「誠意」ある対応を
「明日は大事な面接の日だ」と意気込んでいたものの、面接当日、さまざまな事情により面接に遅れることが確実になったとしましょう。
大事な面接の日に遅刻してしまうと、もはや挽回不可能なのではないか、と感じるかもしれません。
しかし、そのような場合こそ、誠意ある対応をとるべきです。
就活生は、まだ学生ではありますが、社会人と同様に誠意ある対応をとることで、遅刻しながらも面接に合格する可能性が十分にあり得るのです。

遅刻しそうと分かったら、即連絡
遅刻することが確実となった場合は、その時点で素早く会社に電話連絡をしましょう。
電話連絡する場合、最初に伝えるべきは謝罪の言葉です。
その後に伝える内容として、なぜ遅れたのか、何時頃に到着できそうかということを伝えた上で、面接を受けることは可能かどうかを確認しておきましょう。
電話連絡する場合、受付の方が電話に出たら、人事の採用担当者に電話をつないでもらった上で以下のように伝えると良いでしょう。
「今日、御社の面接を受ける予定の○○と申します。大変申し訳ないのですが、今日は、電車の大幅な遅れが原因で、会社に到着するのは、予定より30分ほど遅れて午前10時30分頃となりそうです。確認なのですが、御社の面接を受験することは可能でしょうか。」
人事の採用担当者に誠意を持って伝え、判断を仰ぎましょう。
電車の遅れなど、やむを得ない事情の場合、事前の連絡があれば、採用担当者が考慮し、面接を受けられる場合があります。
遅れた理由を伝えにくい!どうするべき
遅刻の理由が、寝坊して遅刻してしまったり、乗るべき電車を間違えて逆方向へ向かったりと、自分のミスで遅れてしまった場合には、会社に遅れた理由を伝えにくいと感じることでしょう。
このような場合は、下手な言い訳をするよりも、正直に伝えることが効果的です。
例えば、寝坊した場合は「大変申し訳ありません。あまりの緊張で眠ることができず、起きる時間が遅くなってしまいました。」と伝えてみましょう。
このような謝り方をした場合、面接が不合格になることを覚悟しなければなりませんが、本心で伝えたことは、相手の心に響く場合があるのです。
致命的なミスをした場合は、包み隠さずに伝える心構えが重要となります。
面接が終了したら、お詫びのメールを送る
採用担当者の計らいで、遅刻しても面接を受けさせてもらえた場合は、当日中にお礼のメールを送りましょう。
メールの件名としては、面接に遅れたことに関するお詫びと、面接を受けさせていただいたお礼を含めるため、件名の例としては面接遅刻のお詫びと、面接実施のお礼についてという内容が良いでしょう。
また、メールの本文は、面接で遅刻したことをお詫びした上で、面接を受けさせていただいたことに関するお礼を伝える構成にすると良いでしょう。
さらに、二度と遅刻はしないと宣言した上で、入社後、どのようなことに取り組みたいか、ということを伝えておくとより効果的です。
遅刻した場合は、誠意ある行動が効果的です。
就活生の段階で、社会人としてふさわしい行動を身につけておきましょう。
(画像はぱくたそより)