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面接者・応募者とも「ものづくりへの興味」で一致
ものづくりに興味がある人ほど、メーカーへの就職を希望していると思いますが、実際にメーカーでの面接を受ける場合、どのような点に気をつければ良いのでしょうか。
メーカーの面接官は、製造の経験者であることが多く、ものづくりに対するこだわりを持っている方が多い傾向が見られます。
逆質問においては、ものづくりに対するこだわりについて質問すると、好評価となる場合があります。

メーカー面接において効果的な志望動機は?
メーカーの面接で抑えておきたいポイントとしては、どのようなことがあるでしょうか。
はじめに、志望動機について考えていくことにしましょう。
面接官から、志望動機に関する質問を受けた場合、その答えとしては、「ものづくりに興味がある」ということや「新商品の開発に携わりたい」ということがあると思いますが、単にこれらの動機だけでは、面接官の心を引きつけることが難しいと言えます。
面接官の心を動かすような答え方としては、「数あるメーカーの中で、なぜこの会社を選んだのか」ということや、「新商品を開発することで、どのようなことを実現したいのか」ということまで踏み込んで答えると良いでしょう。
例えば「御社の○○という経営理念に、特に感銘を受けました。ぜひとも、御社で新商品の開発に携わり、顧客に喜んでもらえる製品を開発したいです」という答え方があります。
希望する企業のメリットを前面に出しながら、志望動機を伝えると良いでしょう。
メーカー面接では、どんなアピールが効果的?
それでは、メーカーの面接において自分自身をアピールする場合、どのようなアピールの仕方が効果的なのでしょうか。
そこで、メーカーの業務内容について事前に理解しておきましょう。
メーカーでの業務は、工場での製造のほか、商品開発や営業、生産管理などがあります。
メーカーでは、製造の現場はもちろんのこと、商品開発や営業などの現場においても、他の社員たちとの連携において業務が進められます。
つまり、メーカーの業務においては協調性が必要とされるのです。
メーカーの面接でアピールポイントについて質問された場合、「私は、協調性の高さに自信があるので、他の部署の方々と連携しながら、製品の販売数アップに努めていきたいと考えています」と答えると良いでしょう。
そのほか、商品開発に携わりたい場合は「発想力に自信があります」と答えたり、営業に携わりたい場合は「プレゼン力に自信があります」と答えたりするのも良いでしょう。
メーカーの面接官の心に響く逆質問は?
就活生が、最も悩みがちなのが逆質問ですが、メーカーでの面接における逆質問では、どのような質問が効果的なのでしょうか。
メーカーの面接官は、入社の早い段階において製造の現場を経験しているケースが多いこと、また、ものづくりに対するこだわりの強い人が多いことから、ものづくりに関する質問が効果的でしょう。
例えば、「ものづくりの醍醐味について語っていただけますでしょうか」という質問や、「これまでに開発した製品の中で、最も思い入れのある製品は、どのような製品ですか」という質問などが良いでしょう。
ものづくりにこだわりのある面接官ほど、ものづくりについて語り、あなたとその内容を共有したい、共感して欲しいと思っていることでしょう。
メーカーでの面接においては、ものづくりに対するあなたの思いを、面接官に投げかけてみてはいかがでしょうか。
(画像は写真ACより)