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選考にはどんな種類があるの?特徴と対策
エントリーシートや履歴書などの書類選考が通過すると、いよいよ次は対面での選考になります。
いきなり面接に入るときもありますが、候補者の人数が多い場合、序盤ではグループで選考されることが一般的です。
今回は、集団選考のなかでも「グループワーク」「グループディスカッション」の違いや対策方法、また稀にある「プレゼンテーション面接」について紹介します。
グループディスカッション(GD)
【特徴】
・与えられたテーマに沿って、グループで話し合い結論を出すワークです。
・人数は大体4人から多くとも8人くらいです。
【例】
「日本企業に週休3日制を導入すべきか?否か?」「コーラの売り上げを2倍にする方法を考えてください」「就活で大事にすべきことに順番をつけ、上位3つを挙げてください」などです。
【対策】
・時間に余裕がないことが多いので、最後にはしっかりと結果を出せるようにタイムマネジメントをしましょう。
話し合いを始める前に、まずは時間の使い方を決めて共有しましょう。
限られた時間内で、どれだけのアウトプットが出せるかも重要です。
また、1つのテーマでも捉え方は人それぞれで、上の「コーラの売り上げの例」をとっても、コンビニのある店舗で売り上げを2倍にするのか、全国の売り上げを2倍にするのかでアプローチが変わってくるはずです。
与えられた条件に無いことは仮定してしまい、共通のイメージをもって話し合いを始めましょう。
・求められていることに沿った話し合いができているか、常に意識しましょう。
・話の内容も重要ですが、グループ内での立ち回り・他の人の話を聞く態度・言葉遣いなども評価のポイントになっています。
議論が上手く進まなかったり、対立する意見が出てきたりしても、感情的にならず冷静にディスカッションを進めましょう。
グループワーク(GW)
【特徴】
・先ほどのグループディスカッションに加え、ワーク(共同作業)が加わった選考です。
・内容は様々ですが、ビジネスゲームを行わせて応募者に業界理解を深めて貰うという意図をもって行うことも多いです。
【例】
「机上におかれた紙を使って、できるだけ高いタワーをつくりなさい」などです。
【対策】
見られる項目はグループディスカッションとさほど変わりはありませんが、ワークの方がよりチーム内での立ち回りが顕著になります。
自分は何をするべきなのか、役割を果たせているかを意識しましょう。
プレゼンテーション面接
【特徴】
・前もって与えられたテーマについて、面接官の前でプレゼンテーションを行う選考です。
・他の選考方法に比べ実践的なので、その企業・業界を反映したテーマが出題されることも多いです。
【例】
「弊社の新規事業を考え、2~3分でプレゼンをしてください」などがあります。
【対策】
プレゼンテーションの資料作成だけでなく、全体の構成・内容・話し方・態度なども評価対象になっています。
事前に練習することは必須です。
・プレゼンテーション中は、面接官全員とアイコンタクトをとること、身振り手振りでも伝える努力をすることを忘れないでください。
さいごに
どんな選考が行われるのかは、事前に調べておくようにしましょう!
企業側が公式に公開していない場合にも、就活情報サイトの掲示板などに情報が書き込まれていることがあります。
もちろん、掲示板に書き込まれた情報は100%正しいものとは限らないので、得られた情報が正しいかをきちんと判断することも重要です。
また、グループワークやグループディスカッション選考の場合、座ったときにお互いの顔を見えるように会場の椅子や机が配置されていることがほとんどです。
このようなときは、着席して選考が始まるまでの間は、グループの人と雑談をして打ち解けておくと、選考中もスムーズにコミュニケーションを取りやすくなりますよ。